事例紹介CASE STUDY
新型橋梁点検車AB1500
定期点検橋梁投稿日:2020年7月7日
今季日本に初上陸したイタリア製大型橋梁点検車をついに点検で使用しました。
車体はVOLVO。25トンクラスの大型車両は迫力があります。
架装されたアーム部分はBT-400に比べると実にスマートです。
可動部もBT-400に比べるとコンパクトです。
本機の特徴はBT-400と比較することでよくわかります。
AB1500はBT-400より広い歩道をまたいでの点検が可能です。
ただし、BT-400は懐深さがブームの伸縮で調整できるのに対してAB1500はブーム長が一定です。
そして、BT400ではブーム伸長側にアウトリガー張り出しが必要でしたが、AB1500はアウトリガー張り出しがありません。
BT-400では作業が困難な幅員条件では間違いなくAB1500が活躍します。
また、デッキ上から車体の前後進の操作が可能であるなど、BT-400が対応出来なかった橋梁の点検を可能にしてくれそうです。
橋梁側面を降下していきます。
ブームの細さがよくわかります。
バケットは水面近くまで降下可能。
下部工の点検に威力を発揮します。
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