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事例紹介CASE STUDY

道路附属物詳細調査(照明)-磁粉探傷試験

詳細調査道路付属物(標識、照明等)投稿日:2020年7月7日

応力やひずみ集中がある溶接部は亀裂が生じやすい箇所です。

また、腐食の進行は疲労破壊を促進する要因となり得ます。

 

今回は電信柱に添架された照明施設の溶接部に塗膜割れが見られたことから亀裂の有無を調査しました。

周囲には防食塗膜の劣化や腐食が見られました。

 

まず、試験箇所の塗膜や腐食片をワイヤーブラシで除去します。

 

続いて磁粉探傷剤を当該部位に散布します。

ここで鋼材を磁化させて磁粉材の様子を確認します。

ブラックライトに反応する蛍光剤が欠陥部を可視化します。

亀裂の状況からそれが溶接施工時に生じたものであるか、疲労によるものかを検証します。

 

試験後は当該部分を脱脂し、防錆剤でタッチアップを行います。

使用する塗料や応急措置等はお客様のご要望や詳細設計等の方針に沿って個別対応が可能です。